聖書が述べている救いについて

キリストにあって神は人に完全無欠な救いを与えてくださいました(マタイ5:48 )。この完全な救いは私たちの全存在ー霊、魂、体を含みます(ローマ8:5-6 ,8:10 ,8:11 ,Iテサロニケ5:23 )。神の救いにおいて、人の霊は再生され(ヨハネ3:6 )、魂は造り変えられつつあり(ローマ12:2 ,エペソ4:23 )、体は栄光化されるでしょう(ローマ8:30)。

救われるために、人は神の御子イエス・キリストというお方と彼のみわざとの中に生きた信仰を持たなければなりません(ローマ1:2-5① , )。真正に救われたあらゆる人は、聖書が「共通の信仰」(common faith テトス1:4)と呼んでいるものを持っています。それは、わたしたちが救われるために信じなければならないものすべてを含んでいます(テトス1:4 )。わたしたちは聖書が全く神の霊感による完全で神聖な啓示であることを信じなければなりません(IIテモテ3:15後半-17 )。すなわち唯一の三一の神ー父、子、その霊ーがおられること(マタイ28:19 ,ヨハネ4:14後半 ,IIコリント13:14 ,啓示録22:1 )、イエス・キリストは人となるために受肉された神の御子であること(ヨハネ1:14前半 ,ローマ1:3後半 ,ピリピ2:6-8前半 )、キリストはわたしたちのもろもろの罪のために十字架の上で死なれ(ピリピ2:8後半 )、わたしたちの贖いのために血を流されたこと(マタイ26:28 ,エペソ1:7 ,ヘブル9:13 ,Iコリント15:3 )、三日目に肉体を持って死人の中から復活されたこと(Iコリント15:4 )、彼は神の右に上げられて万物の主とされたこと(Iペテロ3:22 )、彼はご自身のものたちのために再び来られ(啓示録3:8-11前半① , , )、彼の王国を地上に打ち建てようとしておられることです(啓示録5:10 ,11:15 ,12:10 )。

永遠の救いは信仰を通し恵みによります。私たちの働きによるのではありません(エペソ2:8 )。救われるために人はイエス・キリストと生きた接触を持たなければなりません(詩篇34:8前半 ,イザヤ65:1 ,Iコリント1:9 )。こういうわけで未信者を救いにもたらすことにおいて、私たちは祈り(使徒10:1-2 )と主の御名を呼ぶこと(イザヤ12:3-4前半 ,エレミヤ33:3 ,使徒2:21 ,ローマ10:12-13)を強調します。ローマ人への手紙第十章九節と十節は、人が救われるのには心で信じ、口で言い表さなければならないと言っています。

いったん人が救われると、彼は救いの確信と救いの保証との両方を持つでしょう。わたしたちはひとたび救われれば永遠に救われます(ローマ8:24前半、31後半-39① , , , ,)。